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上川中部圏ギャラリー

旭川市彫刻美術館/建物について

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彫刻美術館の建物となっている「旧旭川偕行社」は、旧陸軍第七師団の将校たちの社交場として1902年に建設され、師団関係者の会議、講演会、披露宴、宴会、宿泊などに使われました。特に宿泊所として陸軍の医務総監であった森鴎外、ロシア文学者の米川正夫など多くの著名人がここを利用しており、皇太子時代の大正天皇や昭和天皇の来旭の折の行在所としても使用されました。
終戦後は一時アメリカ軍の将校クラブとして使用されますが、1949年に国から旭川市に移管された後は定まった用途もなく、次第に荒れ果てていきました。1968年に復元改修工事を施し、郷土博物館として保存活用されてきました。そして博物館の新築移転に伴い、1994年から現在の彫刻美術館に転用されています。
この建物は木造2階建の大きなもので、コロニアルスタイルの擬洋風建築としての特徴を持ち、各部に渡る意匠も優れていることから、1989年に国の重要文化財に指定されています。


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外装:<正面上部分>
名称:ペディメント(pediment)、懸魚(けぎょ)
ペディメントとは、ギリシャ時代の古代建築から見られる、三角形の切妻のことである。旧旭川偕行社では、アーチ型(櫛型)のペディメントを持ち、外観上の大きなアクセントとなっています。このペディメントの上部には鬼瓦(現在は木製・金属覆いの複製品)が乗せられています。 懸魚は東洋の伝統的な木造建築における妻飾りの一種で破風(はふ)板に取り付けられています。旧旭川偕行社では、蓮をモチーフとし日本風な彫刻が施された懸魚がペディメントに取りつけられており、和洋の融合が見てとれます。またペディメント中央部をはじめ建物内外に見られる星型は陸軍の徽章(きしょう)です。大正から昭和にかけての一時期にはこの星型が黒く塗られていたことがありました。


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外装:<正面右斜めから>
名称:バラストレード(balustrade)
ベランダやバルコニー、階段の手摺などを指し、バラスタと呼ばれる小さな柱と、その上に乗る笠木からなる。


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外装:<正面右下から2階部分>
名称:コンソール(console 持ち送り)
蛇腹と呼ばれる軒下の帯状の突出物に取り付けられる小型の装飾物で、古典建築によく見られます。
旧旭川偕行社には正面に16個、正面の両角に2個、妻面両側に20個、裏側に12個の合計70個のコンソールが取り付けられています。


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外装:<正面右下から2階部分><UP>
名称:コンソール(console 持ち送り)
蛇腹と呼ばれる軒下の帯状の突出物に取り付けられる小型の装飾物で、古典建築によく見られます。
旧旭川偕行社には正面に16個、正面の両角に2個、妻面両側に20個、裏側に12個の合計70個のコンソールが取り付けられています。


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外装:<正面玄関から>
名称:アカンサス装飾
バルコニーを支える6本の柱にはフルーティング(溝彫)が施され、奥側中央柱頭には古代ギリシャ以降、古典主義美術によく見られるアカンサス(キツネノゴマ科の植物)の装飾が見られる。


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外装:<建物正面>
旧旭川偕行社では、アーチ型(櫛型)のペディメントを持ち、外観上の大きなアクセントとなっています。このペディメントの上部には鬼瓦(現在は木製・金属覆いの複製品)が乗せられています。
懸魚は東洋の伝統的な木造建築における妻飾りの一種で破風(はふ)板に取り付けられています。


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3-08

外装:<正面玄関ポーチ>
名称:ポーチ(porch)
ポーチは西洋建築で屋根のある玄関や車寄せを指し、特に建物の本体から前方に突出しているものをいいます。旧旭川偕行社では半円形のポーチが建物を印象付け、優雅さを演出しています。パルコニーを支える6本の柱にはいずれも垂直方向に円弧状フルーティング(fluting 溝彫)が施され、奥側中央の2本の柱頭(capital)には古代ギリシャ以降、古典主義美術によく見られるアカンサス(acanthus キツネゴマ科の植物)の装飾を見ることができます。こうしたアカンサスをモチーフとする柱頭をもつ古典建築の様式をコリント式オーダー(Corinthian order)といいます。


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内部:ファンライト(fanlight 扇形欄間(らんま))
2階広間の入口上部とバルコニーの出入口にはファンライトが設けられています。
装飾性の抑えられた放射状に並ぶシンプルな桟(さん)の構造となっていますが、このファンライトの存在により2階広間に
開放感を与えています。


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内部:メダイヨン(medallion メダイオン 円形浮き彫り)
メダイヨンは建築物の壁面や天井を飾る円形に縁取られた装飾です。
旧旭川偕行社では2階天井に3種類計11個、1階天井に2個のメダイヨンを見ることができます。
うち2階の2個は電灯と組み合わされています。いずれも装飾のモチーフは植物を主としており、ポーチのアカンサスに類似したものも見られます。
この写真のメダイヨンは、偕行社が建てられた時からある、唯一残っているものです。他のメダイヨンとの違いは、漆喰を直接彫って作ったため、彫りが深いということです。


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3-11

内部:メダイヨン(medallion メダイオン 円形浮き彫り)
メダイヨンは建築物の壁面や天井を飾る円形に縁取られた装飾です。
旧旭川偕行社では2階天井に3種類計11個、1階天井に2個のメダイヨンを見ることができます。
うち2階の2個は電灯と組み合わされています。いずれも装飾のモチーフは植物を主としており、ポーチのアカンサスに類似したものも見られます。
このメダイヨンは、改修工事の時に修復されたもので、本物との違いは、石膏の型で作られたということです。


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3-12

内部:メダイヨン(medallion メダイオン 円形浮き彫り)
メダイヨンは建築物の壁面や天井を飾る円形に縁取られた装飾です。
旧旭川偕行社では2階天井に3種類計11個、1階天井に2個のメダイヨンを見ることができます。
うち2階の2個は電灯と組み合わされています。いずれも装飾のモチーフは植物を主としており、ポーチのアカンサスに類似したものも見られます。
このメダイヨンは、改修工事の時に修復されたもので、本物との違いは、石膏の型で作られたということです。


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3-13

内部:カーテンボックス(カーテン釣箱)
このカーテンボックスは北側中央階段右にあるものです。
上下窓の上部には装飾が施されたカーテンボックスが取り付けられています。
装飾は3種類あり、植物が主なモチーフとなっています。


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内部:カーテンボックス(カーテン釣箱)
上下窓の上部には装飾が施されたカーテンボックスが取り付けられています。
装飾は3種類あり、植物が主なモチーフとなっています。
また、ここには入ってるガラスは当時の古い物です(飴細工のよう)。


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3-15

内部:カーテンボックス(カーテン釣箱)
このカーテンボックスは2階南側にあるものです。
上下窓の上部には装飾が施されたカーテンボックスが取り付けられています。
装飾は3種類あり、植物が主なモチーフとなっています。


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旭川で一番最初の電灯が旧偕行社に灯りました。
電灯が付いていたその名残りの窓枠です。


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3-17

旭川で初めて電灯が灯りました。
その窓枠の上部真上から撮影したものです。
その配線状態です。
写真上から
がい管
2種コード
安全器
です。


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3-18

内部:階段バラストレード
建物内部の2ヵ所の階段のバラストレードはバルコニーのものとは異なる刳形(くりがた)加工が施されています。
スリムで起伏の少ない刳形はシンプルながらも重厚で豪華な様相を呈しています。
上下窓の上部には装飾が施されたカーテンボックスが取り付けられています。
装飾は3種類あり、植物が主なモチーフとなっています。


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3-19

内部:階段バラストレード
建物内部の2ヵ所の階段のバラストレードはバルコニーのものとは異なる刳形(くりがた)加工が施されています。
スリムで起伏の少ない刳形はシンプルながらも重厚で豪華な様相を呈しています。
上下窓の上部には装飾が施されたカーテンボックスが取り付けられています。
装飾は3種類あり、植物が主なモチーフとなっています。


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3-20

内部:階段バラストレード<UP>
建物内部の2ヵ所の階段のバラストレードはバルコニーのものとは異なる刳形(くりがた)加工が施されています。
スリムで起伏の少ない刳形はシンプルながらも重厚で豪華な様相を呈しています。
上下窓の上部には装飾が施されたカーテンボックスが取り付けられています。
装飾は3種類あり、植物が主なモチーフとなっています。


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3-21 H1旧偕行社立面図s

平成元年の時の南側立面図です。


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3-22 H1旧偕行社立面図n

平成元年の時の北側立面図です。


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3-23 H1旧偕行社立面図e

平成元年の時の東側立面図です。


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3-24 H1旧偕行社立面図w

平成元年の時の西側立面図です。


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3-25 旧旭川偕行社

2階に建具がついていた頃の旧旭川偕行社


上川中部圏自治体情報化連絡会 (事務局・旭川市情報政策課)